Lightworks(V14)の使い方

このページでは、Lightworks(V14)の基本的な使い方を書いています。筆者はWindowsムービーメーカーからLightworksを使い始めた初心者です。同じ初心者の方に向けたメモ書きとしてご活用ください。

Lightworksのインストールとユーザー登録

Lightworks公式サイト」に行き、PCのビット数に合わせて「Download 32-bit」または「Download 64-bit」ボタンからダウンロードし、ガイダンスに従ってインストールしてください。

※「Latest release(安定版)」と「Latest Beta(開発中のバージョン)」がありますが、通常は安定版(Latest release)を選びましょう。

Lightworksのユーザー登録画面

STEP 1: ユーザー情報の登録

インストール後、ユーザー登録を求められます。「Register」タブで、メールアドレス、フルネーム、ユーザー名、パスワードを登録します。ユーザー名は他の方と重複しないように注意してください。

Lightworksのユーザー登録完了画面

STEP 2: 登録完了とメール確認

登録が完了すると、「Welcome to Lightworks!」ウインドウが表示されます。同時に、登録したメールアドレスにアカウントの詳細メールが届きます。

アカウント登録完了画面

STEP 3: アカウントの有効化

届いたメールに「アカウントはまだ有効になっていない」と書かれているため、メール内のリンクをクリックして画面を表示し、アカウントを有効化します。

有効化を忘れると「Account has not been activated」と表示され、ログインできなくなります。Account has not been activated

基本的な編集の流れ(動画の読み込みとカット)

Lightworksのプロジェクト作成

STEP 4: 新規プロジェクトの作成

Lightworks起動後のプロジェクト一覧画面で「Create a new project」を選択します。プロジェクト名とフレームレート(fps)を設定し、「Create」で作成します。フレームレートは動画の滑らかさや容量に影響しますが、最初は「Auto」で問題ありません。

Lightworksで動画を読み込む

STEP 5: 動画ファイルの読み込み

編集画面に切り替わったら、「Local Files」タブを押して、動画ファイルがある場所を指定し、編集したい動画を読み込みます。読み込まれた動画は「Project Contents」タブに表示されます。(タブはLOG, EDIT, VFX, AUDIOがあります。)

Lightworksで読み込んだ動画を使う

STEP 6: タイムラインへの配置とカット

一番外側の「EDIT」タブに切り替え、「Project Contents」から動画をドラッグ&ドロップでタイムライン(細かなメモリが付いている枠)に配置します。

動画をカットしたい場所で停止させ、「c」キーを押すと区切りができます。カットしたいクリップにカーソルを合わせ右クリックから「Delete」を選ぶとカットされます。細かいカットは虫眼鏡マークで拡大して調整しましょう。

動画の出力(エクスポート)

Lightworksで出力範囲を決める

STEP 7: 出力範囲の指定

編集した動画を出力するため、再生ボタンの横にある青い◆マークで出力範囲(始まりと終わり)を設定します。これを押すことで、赤い再生ラインがある位置に範囲のマークが設定されます。

Lightworksでの動画出力

STEP 8: エクスポート設定

再生ボタン上の画面で右クリックし、「Export」>「YouTube」等、適切な出力先を選びます。

Lightworksでの出力確認

STEP 9: 出力開始

フレームレートや画面サイズを確認し、変更がなければ左下の「Start」を押して動画を出力します。

応用機能(文字入れ、速度変更、日本語化)

文字入れ(タイトル/テロップ)

Lightworksでタイトル表示

手順: タイトル表示

一番上のタブを「VFX」にし、タイムラインにある動画の上で右クリック。「Add」>「Titles」を選びます。「Titles」と書かれた枠の「Sample text」を書き換えて文字を表示します。日本語入力はできないため、外部テキストからコピー&ペーストしてください。

「Titles」は固定表示、「Roll」は下から上へのスクロール、「Crawl」は右から左への流れ表示になります。

再生速度の変更

Lightworksで早送り Lightworksで早送り

手順: スピード変更

タイムラインで右クリックし「Speed」を選択。「Change Segment Speed」のプルダウンメニューから適切なスピード(-100%から400%まで)を選び、「Do It」を押すと変更できます。

【注意】 Lightworksの日本語化について

Lightworksの日本語化 Lightworksの日本語化

非推奨:起動できなくなる可能性

Lightworksメニューの日本語化は、右上の歯車マークから「Wording...」を選択し、「Import Wordings」から「Japanese.LwWords」を選んで完了します。

しかし、一度Lightworksを終了させると、起動しなくなる不具合が発生することがあります。

対処方法: 修正するには、「C:\Users\Public\Documents\Lightworks\Preferences」にある「Rewording」というテキストファイルを削除する必要があります。このファイルに原因不明の機種依存文字が含まれ、Windowsでの起動が阻害されるようです。